のzの好きなアルバム1

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80年代のアルバムで一番好きなのはThomas Dolbyの『Aliens Ate My Buick』です。

Thomas Dolbyという人はかなり過少評価されていると思います。

ヒット曲である「She Binded Me With Science

しか知られてないんじゃないっすかね?

とにかくこの『Aliens Ate My Buick』

カッコいいですから。

Thomas Dolbyって人はファンクが好きなんですよね。

Pファンクのジョークリントンと一緒にやった

May the Cube be With You

なんて曲もあるし。

『Aliens Ate My Buick』はとにかくファンク色の強い

カッコいいアルバムです。

後のティムバートン映画『マーズ・アタック』の

先駆けとなったとしか思えないジャケットもセンス良いですよね。

一番ノリの良い曲は2曲目の「Airhead」ですかね。

当時この曲を聴いたときは相当しびれましたね。

あとビッグバンドジャズ風ファンクのThe Key to Her Ferrari

も素晴らしい。後の「Tank!」の先駆けでしょこれ…って言ったらきっと、

アニメファンは怒るんだろうな。

しかしこのアルバム、ノリの良いファンクだけで終わるわけでは無くて

アルバム後半では前作『The Flat Earth』に近い深みのあるじっくりと聴きたく

なる名曲揃い。

こんな良いアルバムが埋もれてしまっているなんてとても残念。

評価されて然るべき素晴らしいアルバムです。

この人はホントに才能ある人だから

当時は裏方としてもアチコチに引張りだこだった(Prefab Sproutのプロデューサー仕事は素晴らしい)。

きっと器用貧乏で代表作の無い残念な人扱いされてんだろうけど

このアルバムは代表作に相応しい内容だと思いますよ。

機会があったらぜひ聴いてください。

ではではまたまた

のzのでした。