のzの…観ないで語る『ダンボ』
皆さん映画観てますか?
私は観てません。
今日の観ないで語る映画時評は
冒頭のイラストを観ていただいてもわかる様に
『ダンボ』
です。
ほら、象って鼻が長いでしょ?
そこからこう想像の翼を広げていってね、
描いたわけですよ。
そりゃそうですよ。
違いますよ、もちろん。
だけどわかんないんですよ。
日本には元々象なんていないし。
想像で描くしかありませんよ。
昔の絵描きもそうやって描いてたんですよ。
ええ、ところでね。
今回『ダンボ』を語るに当たってですね。
そういえばアニメ版の『ダンボ』をちゃんと観てなかったなと。
いや噂は知ってましたよ。
サイケデリックアートだって一部で大評判でしたからねー。
ということで観ました。
まあこのピンクの象のシーンは凄いですよ。イカレてます。
正に薬の作用、幻覚症状ですよ。
ストーリー上では酒で酔っぱらってんですけどね。
酒による幻覚です。
しかしそのお陰で飛ぶことが出来るんですよ。
いえいえ、薬をやって飛ぶんじゃありません。
耳で飛ぶことを無意識にやってのけます。
つまりダンボが覚醒する重要なシーンなんですね。
その重要なシーンをサイケにしてしまうというね。
このイカレッぷりは本物じゃなきゃ描けないんじゃないかね。
絶対本物の薬中がディズニーの制作陣にいたって(←決め付け)。
ちなみに
薬の作用によるアートの違いを薬毎に分かり易く提示しているサイトを見つけたので
貼っときますね。
これによると
ヘロインをやったときに象を描いてますから。
ヘロインは「最強の薬物」と言われてるみたいですね。
ダンボのピンクの象はヘロイン中毒者。
これ憶えておきましょう(←憶えなくていいよ!!)。
TDLにもさー、
『ダンボ』のアトラクションをもっと作ればいいのにね。
しか無いらしいけどさ。
ピンクの象のアトラクションで
子供達の脳をクラックラにしてしまいなさい(←こらー!!)。
だけど凄いのがさ。この狂った映像作ったのが
1941年だっていうのがまた驚きですわ。
日本と戦争始めた年ですよ。
これから戦争おっぱじめようって時に
こんなイカれた映画作れる余裕があるんですから。
勝てるわけありませんよアメリカに。
ところでさー。
今回のこの映画って監督があのティム・バートンらしいじゃん。
最近はティム・バートンの紹介文句が
だいたい『チャーリーとチョコレート工場』なのはどういうわけだ?
『バットマン』とか『マーズ・アタック』とか『シザーハンズ』は無い事になってんのかい!?
でも『猿の惑星』のリメイクは無かったことにしていい。
『チャーリーとチョコレート工場』嫌いじゃないけどね。
あれもイカれた映画だからね。
ティム・バートンってどちらかというと
リアリティーを追求する様な映画には向いてないよね。
この人の独特な世界をなんと呼んだらいいのかわからないけど。
物凄くハマるときがあってね。
だから見逃せないんですよね。
と言っても最近はあんまり観てないんですけど(←おい!)。
そういう意味では今回の『ダンボ』
恐らくティム・バートンに向いていると思うので
是非観ていただきたい。
私?
いや私は観ませんけどね!
代わりに私は若い頃大好きだったこちらを観ます。
こちらはオリジナル↓
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