のzの...観ないで語る『メアリと魔女の花』
みなさん、映画観てますか?
私は観てません。
さて今日の『観ないで語る映画時評』は
イラストを観ていただければおわかりかと思いますが
『メアリと魔女の花』ですね。
そうですね。あのジブリを継ぐ男と言われている
米林宏昌監督作品ですね。
ダメですよ『魔女の宅急便』と被ってるとか言っちゃ。
恐らくご本人も比べられることは百も承知でしょう。
そこを敢えて挑んだわけですからね。
そもそも今回のこの魔女は元々は人間だったらしいですよ。
しかも魔法が使えるのは一夜限りで
さらには途中でその力も失ってしまうんだそうです。
なるほどキキとは違うのだよキキとは。
もっと大人な話に仕上げているわけだね。
大人と言えばやっぱりエロも入らないといけないね。
そもそも魔女っていうと黒いマント着て帽子被ってって
決め付けるの良くないよ。
私のイラストの様に想像の翼を広げなければいけないよ。
だいたいからして魔女と言えばサバトでしょうよ。
そうそう秘密の集会で乱交に耽ったりするのが魔女ですよ。
それをちゃんとアニメで描いたら偉いと思うぞ。
宮崎駿をきっと超えると思うぞ。
そしてついでに魔女狩りのこととかを入れたら
きっと社会派的な視点も入って良いと思うんだけどな。
きっとそれはしないだろうな。メアリさんは。
話変わりますが宮崎駿は『魔女の宅急便』で実は初潮を描いているって
よく言われますよね。
キキが空を飛べなくなったり猫と話が出来なくなったのは
実は初潮を迎えて大人になったからだという風に解釈するそうです。
宮崎駿は清純な少女の話に
その辺の微妙なエロ風味を効かせるの上手いですからね。
エロというのは語弊があるか。
まあ要するに少女から大人の女性への階段を
色んな角度から捉えて描くのが上手だなと。
そういえばまた関係ないですけど『魔女の宅急便』で
絵描き志望の女の人が出てきましたよね?
その人が誰にも似ていない絵を描きたいみたいなこと言いながら
描いているその絵が
どことなくシャガールの絵に似ていたのはどういうわけだ?
と思ってたらですね、
実はちゃんと出典があったんですね。
八戸市立湊中学校の生徒の版画だったんだそうです。
なるほどなあ。やっぱ子供の絵って良いよなぁ。
というわけで皆も子供の様な純粋な目で
映画を観なきゃいけないよ。
私は観ませんけども。