のzの…今日の神経伝達さん
人間の脳内にある神経伝達物質を増幅し
その増幅したものを物質化する機械
ホイヘンス(HUYGENS)を使って実験中の
DAAN SINS(ダン・シンズ)博士(42歳)。
「例えばセロトニンを物質化してキャンディー状のものにします。
そのキャンディーを食べれば、セロトニン不足により陥りがちになる
睡眠不足やうつ病などを解消できたりします」
ーーそれは夢の様な機械ですね。
「まだ実験段階なのでホントに夢みたいなもんですよ」
ーーでもいつかは実現できるのでしょう?
「はい、もちろん。世の中の役に立てるものを作りたいですから!」
実験が上手くいっているのか
非常に多幸感に包まれた顔をしているダン・シンズ博士。
しかしちょっと不安がよぎるのは
人間の快感を司るドーパミンを物質化したら
世の中大変なことになる様な気がするのは
私だけなんだろうか?
そういえばダン・シンズ博士、妙に興奮している気がするのだが…。