のzの…なんで俺はこんなこと考えてんだ?

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この画を描きながらボーっと考えたことについて。

うちの母親が何故か吉田拓郎が好きでして

今年の初めだかなんだかに

テレビで吉田拓郎のライブかなんかが放送されてて

まあ観ていたんだけど

私はまあリアルタイム世代ではないし

子供の頃きっと母親かなんかに聴かされて

なんとなく覚えている曲が何曲かあるってくらいで

好きというわけではない

そんでまあそのライブの中で

吉田拓郎が言うには

「自分は必ずしもボブディランやフォークがやりたかったわけではない」

的なことを言っていたように思う。

「思う」ってのはちょっとうろ覚えだからなんだけど

そんで本当はもっとポップスとかリズムアンドブルース寄りな

ものが好きだった的なことを言ってたと思う。

だけど世間は吉田拓郎って人にボブディランを重ね合わせてしまうわけで

なんかその辺の自分の志向していたものとは違うどころで評価されてしまう

というジレンマを抱えていたとの印象を残したんだけど

だけど私はそれとは裏腹にやはりこの人にはボブディランの影響があって

それを認めたくないわけではないんだけど

はっきりとそうかと問われればそうではないんだ

的なニュアンスを感じた。

この辺の微妙な感じがこの人のパーソナリティなんだろうなぁ。

まあ私個人はぶっちゃけ「春だったね」には完全にディランの歌い方が

入ってると思うし

だけど「落陽」にはクラプトン「レイラ」の影響が色濃いし

いやぁこの人やっぱり職業作曲家なんだなと思う。今さらだけど。

ホントなんで俺はこんなこと考えてんだ?